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2026年9月8日

  • 【3丁目ランドリー】町工場跡地を活かした選択。下町で選ばれ続ける、好調なランドリー経営2年目のリアル

    ランドリー総研のインタビューを受けました♪
    ランドリー総研 編集長:吉岡 文香
                        ランドリー総研URL 
    https://laundry-soken.com/report/laundrypress-3chome/

    3丁目ランドリー 外観3

     

    かつて町工場として使っていた場所を、どう活かすか。貸して家賃収入を得るのか、建て直して賃貸住宅にするのか、それとも別の用途か。

    悩み抜いた末に選んだのが、2024年10月に開業したコインランドリー経営でした。下町という立地で、想定を上回る売上とリピーターに支えられている、リアルな事例です。

     

    オーナープロフィール

    店舗名:3丁目ランドリー

    住所:〒131-0031 東京都墨田区墨田3丁目40−2

    お名前:加藤さん(オーナー)

    開業年:2024年

     

    【開業のきっかけ】町工場跡地をどう活かすか

    3丁目ランドリーを開業したのは、2024年10月です。もともとこの場所では町工場をやっていましたが、売上が思うように伸びず、

    この場所を別の形で活かせないか

     

    と考え始めたのが最初のきっかけです。

    土地を貸して家賃収入を得ることや、建て替えて賃貸住宅にする案も検討しました。ただ、建築費の高騰もあり、どれも決め手に欠けていたのが正直なところです。レンタル倉庫という選択肢もありましたが、収入が固定的。そこで、「一度、自分で事業として勝負してみよう」と思い、最終的にコインランドリーという選択にたどり着きました。

     

    【開業準備】比較検討と相談を重ねた開業までの道のり

    開業にあたっては、ランドリープレスさんだけを見て決めたわけではありません。電話で話を聞いたり、各社のホームページを見比べたり、直接相談にも行きました。

    ただ、いくつかのチェーンを見て感じたのは、内装も看板もどこも同じような店舗ばかりで、オリジナリティがないという印象でした。

    その点、ランドリープレスさんは、

     

    〇店舗デザインがおしゃれで、いわゆる業務用っぽさが強くないこと。

    〇加盟金やロイヤリティがかからず、初期費用や毎月の固定コストが抑えられること。

    〇自由に店づくりができる一方で、困ったときはすぐ相談できるサポート体制があるところ。

     

    という点が魅力でした。

    ホームページで存在を知り、「下町におしゃれなランドリーを作りたい」と感じたのを覚えています。

     

    【開業後の運営実態】想定以上の稼働と、競合出店後も続く安定感

    正直に言うと、想定以上の稼働率で驚きました。感覚的には、当初の計画の1.3倍くらいの稼働率です。

    季節による波はありますが、12月が最も稼働が高く、全体としては安定しています。開業後、近くに別のコインランドリーができたときは正直不安でしたが、結果的にお客さんが大きく流れることもなく、リピーターとして使い続けていただいています。

    運営は夫婦二人。
    清掃は1日1時間ほどですが、忙しい時はこまめに掃除をするように心がけています。

    機械の不具合が出ることもありますが、その際はコールセンターやランドリープレスさんに連絡をしてすぐに対応してもらえたり、不具合が出ないように知識を深めており、運営面で大きく困ることはありません。

     

    【成功の工夫と差別化】192通りの洗い方という選択肢

    開業してみて感じる競合店との大きな違いのひとつが、ランドリープレス独自仕様のタッチパネルで、洗い方を細かく選べる点です。洗濯方法は最大で192通りあり、柔軟剤の有無や種類、つけおき、念入り洗いなど、家で手間をかけてやっているような洗い方を、そのまま再現できます。実際にお客様からも、

     

    「柔軟剤が選べるのがいい」
    「つけおきできるのが助かる」

     

    といった声が多く、ただ“洗う場所”ではなく、洗い方を使い分けられるランドリーとして受け入れてもらえている感覚があります。

    最初は操作が難しいのではと心配していましたが、下町の店舗でも、年配の方が使い方を覚えてリピートしてくださるケースも多いですね。土日はできるだけ店頭に立ち、タッチパネルの操作をお手伝いすることもありますが、一度使い方がわかると、その後は問題なく使っていただけています。

     

    【店舗づくりと経営判断のポイント】データと現場感覚の両立

    この立地については、最初は「大通りから一本入っている」という理由で厳しい意見をもらったこともありました。ただ、実際には下町ならではの人の流れや、人口が増えている実感もあり、そうした地図だけでは見えない要素を踏まえて、最終判断をしました。

    設備面では、当初は高額な洗濯乾燥機を入れる予定はありませんでした。ですが、ランドリープレスさんからデータを見せてもらい、「一番大きい機械が一番売上を作る」という説明を受けて導入を決断。結果として、その機械が今いちばん売上に貢献しています

    単価も高く、「アドバイス通りに導入して本当によかった」と思っています。

    光熱費は上がっていますが、「水道光熱費は売上の3割を目安に」という話も事前に担当の方から聞いていたので、想定内として受け止めています。

     

    【オーナーとしての本音】開業してよかったと思える理由

    コインランドリーは、作って終わりのビジネスではありません。土日にはできるだけ店頭に立ち、年配の方にはタッチパネルの使い方を一緒に確認することもあります。

    そうしたちょっとした対応が、安心感やコミュニケーションにつながっていると感じます。

    開業時には、徒歩で3,000〜4,000部のチラシをポスティングしました。すべて自分で歩いて配布しましたが、チラシの構成はランドリープレスさんがしっかりサポートしてくれたので、「一緒につくった店」という感覚が、開業当初から自然と生まれました。

    建築費は想定より高くなりましたが、それでも今は「やってよかった」と心から思えています。

    もし2店舗目をやるとしたら、またランドリープレスさんを選ぶと思います。サポート体制、データ、実績、そして何より安心感。それらを実感しながら運営できていることが、この事業を続けていく大きな支えになっています。

     

    【ランドリー総研の視点】町工場再生へ。「直感」と「データ」の融合

    今回の事例は、その土地ならではの特性を熟知するオーナーの「直感」と、多くの実績を持つランドリープレス社の「データ」が見事に融合した結果と言えます。

    まず特筆すべきは、立地と設備選定における判断のバランスです。「大通りから一本入った場所」という一見不利な条件に対し、オーナーは下町ならではの生活動線や人口増加という「地場のリアルな肌感覚」で可能性を見出しました

    一方で、導入設備に関しては、当初予定になかった高単価な大型機器を、ランドリープレス社の「一番売上を作るのはこの機械だ」というデータに基づく強い推奨により導入。結果として、その大型機が現在の稼働を牽引しており、互いの知見を尊重し合った経営判断が奏功しています。

    また、ランドリープレス独自仕様の192通りの洗濯技術を下町というエリアに定着させたのは、オーナーご夫婦の「人ならではの温かい寄り添い」です。週末に店頭に立ち、高齢のお客様の操作をサポートし、自らの足でチラシを配る。この丁寧なコミュニケーションがあったからこそ、高機能な設備が「便利なサービス」として地域に受け入れられました。

     

    「一緒につくった店」

     

    というオーナーの言葉通り、ここは知恵を出し合い、汗をかき合った「共創」の現場です。町工場の跡地が、温かみのあるランドリーへと生まれ変わり地域に新たな価値を提供している好事例でした。

    (ランドリー総研 編集長:吉岡 文香)